22日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=143円台前半で推移している。G7(主要7カ国)財務相・中央銀行総裁会議と併せて開かれた日米財務相会談で為替水準について議論されなかったと報じられるとドル買い・円売りが優勢となったが、一巡後は上げ幅を縮小。米トランプ政権の大型減税による米財政悪化を懸念したドル売りが継続し、ドル・円は軟調に推移した。午後は米5月PMI(購買担当者指数)の発表を控えて見送りムードが強まり、ドル・円はほぼ横ばい推移となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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