24日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=146円ちょうどをはさんで底堅く推移した。
朝方、146円30銭近辺だったドル・円は仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入ったとの観測から一時上伸する場面があった。ただ、仲値通過後は日米関税交渉の合意によって日銀が利上げに動きやすくなるとの見方が強まり、円買い優勢に。ドル・円は一時145円80銭近辺まで下押しし、2週間ぶりの安値水準を付けた。
午後になると、ドル・円は自律反発し146円台をいったん回復。その後は、146円台前半を軸に底堅く推移した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社