24日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=153円ちょうど近辺で推移している。日経平均株価が上昇するなか、実質的な「5・10日(ごとおび)」に伴う国内輸入企業による実需のドル買いもあり、強含みの展開となった。朝方発表の9月全国消費者物価指数(CPI)が市場予想と一致し、日銀の利上げを後押しするほどの材料ではなかったとの見方もドル・円を支えたとの見方もあった。一巡後は動意が乏しくなり、週末の手じまいの動きなどを重しに昼すぎにかけて上げ幅を縮小する場面もあったが、午後は持ち直した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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