27日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=143円台前半で推移している。日銀の植田和男総裁が経済や物価情勢に応じて政策金利を引き上げると述べたことから午前中はドル売り・円買いが優勢となり、142円ちょうど近辺まで下落した。その後はほぼ横ばいで推移したが、午後になって財務省が超長期債の発行額の減額を検討しているとの報道を受けて長期金利が急低下したためドル買い・円売りが加速し、ドル・円は一時143円40銭台まで上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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