28日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台前半で推移している。朝方は利益確定目的のドル売り・円買いが優勢となって上値が重くなり、一時143円85銭近辺まで下落したが、前日に超長期債の発行計画を再検討すると報じられ、きょうの40年債入札を前にした思惑もあって午前10時ごろにまとまったドル買い・円売りが観測されると144円75銭近辺まで急上昇。その後は売り買いが交錯して荒っぽい動きとなったが、40年債の入札が「低調」な結果となると長期金利が上昇し、ドル・円は上値が重くなった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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