28日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=148円台後半で推移している。注目したい経済指標の発表やイベントが少ないなか、日米の金融政策会合を控え、方向感の乏しい展開となった。午前中は国内輸出企業による実需のドル売り・円買いにより軟調推移となり、米国とEU(欧州連合)が貿易協定で合意したことで対ユーロでのドル売りも波及し、一時147円50銭近辺まで下落した。米国の関税協議の進展期待からドル買いが強まり、その後は148円ちょうど近辺まで上昇する場面があったが、その後は上げ幅を縮めるなど午後も方向感は定まらなかった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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