28日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=151円台後半で推移している。日経平均株価の軟調スタートもあり、ドル売り・円買いが先行。国内輸出企業による実需の円買いも観測され、ドル・円の重しになった。その後は昼すぎにかけてもみ合ったが、米財務省が28日に公表した前日の日米財務相会談の声明文で、ベッセント長官と片山財務相が為替について協議していたことが分かるとドル売り・円買いが加速し、152円を割り込んだ。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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