29日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=145円台後半で推移している。日本時間の朝方、トランプ米大統領が4月2日に発表した関税について、米裁判所が差し止める判断を下したと伝えられ、ドル買い・円売りが加速した。日経平均株価の堅調推移も支えに一時146円30銭近辺まで上昇したが、その後は持ち高調整のドル売りなどに押されて伸び悩んだ。トランプ米政権は裁判所の決定を不服として控訴したと伝えられている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
市況(場況)