30日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=143円台後半で推移している。トランプ米政権の関税政策をめぐる先行きの不透明感から日本株が軟調に推移するなか、ドル・円も弱含みで推移。国内輸出企業による実需のドル売り・円買いも観測され、143円40銭近辺まで下落した。その後は下げ幅を縮小したが、144円ちょうど近辺で上値は重くなり、今晩の米4月PCE(個人消費支出)価格指数を前に見送りムードが広がったが、終盤に144円台に乗せるなど急動意する場面があった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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