31日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=148円台後半で推移している。午前中は日銀金融政策決定会合の結果公表を前に持ち高調整のドル売り・円買いが優勢となって軟調に推移した。昼ごろに日銀が政策金利の据え置きを発表するとともに、展望レポートで物価上昇率の見通しを引き上げたため、ドル・円は一時下げ幅を拡大し、148円60戦近辺まで下落。その後は日銀の植田和男総裁による会見を控えて見送りムードが広がり、方向感が乏しくなった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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