4日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円ちょうど近辺で推移している。午前中は上値が重く、143円台半ばまで下落したが、午前10時前の仲値決済に向けては国内輸入企業によるドル買い・円売りに上ブレる場面もあった。午後になると時間外における米長期金利の上昇を受けてドル買い・円売りが強まり、ドル・円は144円40銭近辺まで上昇するなど強含みの展開となったが、終盤は伸び悩んだ。日本時間午後1時すぎには米政府による鉄鋼製品やアルミに対する追加関税が発動したと伝わったが、市場の反応は限定的だった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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