富士フイルムは1日、グループの富士フイルムビジネスイノベーションが、プロダクションプリンター「Revoria Press(レヴォリア プレス)」シリーズのハイエンドプロ市場向けフラッグシップモデルとして、AI技術を活用した新機能を搭載し、印刷業務の自動化・効率化を実現する「Revoria Press PC2120(PC2120)」を、19日から発売すると発表した。
「PC2120」は、独自のAI技術により、最適な用紙設定・画質設定・画像補正を提案する機能を搭載。さらに、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、キープレート)の4色トナーと2色の特殊トナーによる1パス6色印刷に対応した。特殊トナーには、新開発のグリーンを追加し、ラインアップを全9種類へと拡充。これにより、出力可能な色域が拡大し、モニター上で見る鮮やかなRGBデータの色彩に近い出力が可能となり、顧客の多様なニーズに応えるとしている。
1日の終値は、前週末比74円安の3286円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社