株式新聞ダイジェスト

<1日の動意株>象印が急騰、利益・配当予想の増額と自社株買い発表で買い人気

 炊飯ジャー大手の象印マホービンが急騰。ストップ高の1637円(前日比300円高)を付けた。6月30日引け後、25年11月期(24年11月21日−25年11月20日)業績予想の上方修正と配当予想の増額に加え、新たな自社株の購入枠設定を発表し、買い人気を集めた。

 連結営業利益について、通期予想を57億5000万円から70億円(前期比17.5%増)に引き上げた。国内で、最上位機種の「炎舞炊き」を中心に圧力IH(電磁調理)炊飯ジャーや加湿器などが好調に推移した。第2四半期累計(24年11月21日−25年5月20日)は48億7000万円(前年同期比11.4%増)だった。

 また同社は、配当予想の増額も発表。中間を従来の20円に特別配当10円を加え30円(前期実績17円)に、期末は20円に同14円を加え34円(同23円)に引き上げ、年間では64円(同40円)にする。

 さらに、290万株(自己株を除く発行済株式総数の4.42%)・34億円を上限とする自社株買い枠を設定。きょう1日午前の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)で108万2600株を取得したことも明らかにした。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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