AGCが3日ぶりに反落、213円安の4333円を付けた。1日午後1時、25年12月期の連結業績予想(IFRS)を下方修正し、嫌気された。
25年12月期業績予想で、売上高を2兆1500億円から2兆500億円(前期比0.9%減)に、営業利益を1500億円から1200億円(同4.6%減)に引き下げ、一転して減益となる見込み。売上高および営業利益は、ライフサイエンスセグメントのバイオ医薬品CDMO事業における生産不具合による受託売上の大幅未達、化学品セグメントにおける塩化ビニル樹脂の販売価格下落および、電子セグメントにおける半導体関連製品の販売数量未達などが影響する。
25年12月期第2四半期累計(1−6月)の決算は、売上高9954億7400万円(前年同期比1.9%減)、営業利益が540億2200万円(同4.7%減)だった。
1日の終値は、前日比38円安の4508円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社