J.フロント リテイリングが続落、80円安の1883円を付けた。6月30日引け後、26年2月期第1四半期(25年3−5月)の連結決算を発表。売上収益は前年同期比で増収となったものの利益は減少し、嫌気された。
第1四半期決算は、売上収益が1108億200万円(前年同期比9.2%増)、営業利益は159億9000万円(同0.9%減)だった。主力の百貨店事業で、為替の変動などに伴いラグジュアリーブランドをはじめとした高額品を中心に免税売上高が減少したものの、国内顧客の売上は堅調に推移した。利益面では、販管費の抑制に努めたが減益となった。
第2四半期累計(25年3−8月)の業績予想は、売上収益2244億円(前年同期比7.2%増)、営業利益300億円(同23.8%減)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期累計業績予想に対する進ちょく率は、売上収益で49.4%、営業利益で53.3%となっている。
1日の終値は、前日比12.5円安の1950.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社