ツガミをはじめ、工作機械株に買いが広がっている。3月工作機械受注(速報値)が単月過去最高の水準となり、関連銘柄の人気につながった。AI(人工知能)インフラや電動車の設備投資の拡大が反映された。
日本工作機械工業会(日工会)が前日発表した3月の工作機械受注(速報値)は、総額が前年同月比28.1%増の1935億円に急拡大した。2018年3月の1829億円を抜き過去最高となった。外需が1430億円(同40.4%増)と伸びをけん引した。
同月は中東情勢が悪化していたため、一部では設備投資への影響を懸念する見方があった。ただ、AI向けサーバーや半導体などを中心に旺盛な増産ニーズが確認された格好だ。工作機械受注の総額は1−3月累計で4858億円(前年同期比26.0%増)となった。
個別では、3月の受注高が前年同月比57.7%増の250億円に急拡大したツガミが前日比13.1%高の4285円まで上昇。3月3日の上場来高値(4305円)に迫った。同87.9%増の芝浦機械も高い。
ツガミの10日の終値は、前日比450円高の4240円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
