デンソーは10日、同社およびBluE Nexus(愛知県安城市)、アイシンと、車両の電費向上に貢献するeAxleを共同で開発し、同製品がトヨタの新型「bZ4X」に搭載されたと発表した。
同社によると、今回採用されるeAxleは、SiC(シリコンカーバイド)パワー半導体や冷却技術などを進化させた平置き両面冷却構造を持つ新型インバーターの搭載で、出力密度や効率を高めた。また、ギヤの精度向上と、ケーシング形状の最適化によるオイルの攪拌抵抗の低減で、伝達効率を向上しているという。
10日の終値は、前日比42.5円安の2197.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社