プラント解体工事を手掛けるベステラが急騰し、年初来高値を更新、前日比154円高となる1273円を付けた。9日引け後、26年1月期業績予想の上方修正に加え、配当予想の増額と自己株式の消却を発表し、買い人気を集めた。
通期の連結純利益予想を9億円から9億5000万円(前期比2.3倍)に引き上げた。政策保有株式の売却を反映させた。第1四半期(2−4月)の最終損益は1億4400万円の黒字(前期は2900万円の赤字)だった。
同社は期末配当予想を従来の15円から25円(前期実績10円)に引き上げた。上場10周年記念配当10円が上乗せされる。中間の15円とあわせた年間配当は40円(同20円)となる。さらに、自己株式144万株(消却前発行済株式総数の13.91%)を7月15日に消却することも明らかにした。
10日の終値は、前日比40円高の1159円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社