三菱電機は10日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「MEイノベーションファンド」を通じ、カーボンクレジットモニタリング解析のArcheda(アルケダ、東京都千代田区)に出資したと発表した。
アルケダは、同社が開発したレーダ衛星「だいち2号」などから得られる衛星データを活用し、独自のAI(人工知能)解析技術により、対象地の環境変化や炭素吸収量のモニタリングなどを手がけている。同社では今回のアルケダへの出資を通じ、同社の衛星データ解析技術を活用したアルケダとの協業を進め、カーボンニュートラルの実現に貢献するとしている。
10日の終値は、前日比40円安の2971円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社