CAPITAが急伸、46円高の526円を付け、1日の年初来高値489円を大きく更新した。10日午後2時、26年3月期の連結利益予想の上方修正と配当の増額を明らかにし、好感された。
26年3月期業績予想で、売上高は25億300万円から24億1800万円(前期比28.2%減)に引き下げたものの、営業利益を1億1500万円から1億3100万円(同65.8%増)に増額した。不採算事業からの撤退や、収益性が低く、老朽化が進んでいた不動産を売却し、将来的な収益向上に貢献するより効率的な不動産資産に再投資したことが寄与する。配当予想は、第2四半期末が従来の3円から5円(前期は無配)に、期末も同3円から5円(前期は期末一括配当6円)に引き上げ、年間配当は10円(前期実績6円)となる見込みとした。
10日の終値は、前日比4円高の484円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社