自動車ランプ大手のスタンレー電気が反発、前日比134.5円高となる2918.5円を付けた。10日引け後、自社株の購入枠設定に加え、未定としていた26年3月期の業績・配当予想を発表し、好感された。
同社は、3500万株(自己株を除く発行済株式総数の23.47%)・800億円を上限とする自社株買い枠を設定。取得期間は25年7月1日−26年3月31日までとした。
通期の連結営業利益予想は412億円(前期比15.9%減)を見込む。米国の通商政策や為替影響などのリスクを一定程度織り込んだ。配当予想は、中間・期末ともに46円の年間92円とし、前期から20円の増配を予定している。
11日の終値は、前日比80円高の2864円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社