カドス・コーポレーションが急騰、405円高の4110円を付け、5月12日の上場来高値3845円を大きく更新した。12日午後2時、25年7月期の単体業績予想の上方修正と、期末一括配当予想の増額を明らかにし、買い人気を集めた。
25年7月期業績予想で、売上高を67億円から75億円(前期比15.8%増)に、営業利益を6億8500万円から8億7000万円(同36.5%増)に引き上げた。建設事業で、上半期に受注した大型案件の順調な進ちょくが売上高の増加に貢献。また、建設資材価格や労務費の高騰を考慮した適正な販売価格設定の実施により収益性改善が進んだことも寄与する、期末一括配当については、従来予想の130円から150円(前期実績85円)に増額するとした。
12日の終値は、前日比260円高の3965円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社