iPS細胞や体性幹細胞を用いた再生医薬品バイオベンチャーのヘリオスが急反発、前日比64円高となる599円を付けた。11日引け後、研究開発を進めているiPS細胞を造血前駆細胞(HPC)へ分化させるための培養プロトコールの開発・最適化に関する研究成果について、第87回日本血液学会学術集会で発表することを明らかにし、期待感で買いが先行している。
同社は10月12日、神戸国際会議場で大阪大学蛋白質研究所の関口教授が開発した「新規細胞外マトリクスタンパク質」を用いた共同研究の成果を報告する。同研究では、タンパク質工学技術を用いて新たに創出した細胞外マトリクスタンパク質の効果を検証している。
12日の終値は、前日比50円高の585円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社