株式新聞ダイジェスト

<12日の動意株>日本化が急落、26年3月期第2四半期決算は大幅な減益に

 日本化学工業が急落、383円安の2480円を付けた。11日引け後、26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)の連結決算を発表。大幅な減益となり嫌気された。

 第2四半期累計の決算は、売上高が209億9800万円(前年同期比1.5%増)、営業利益は13億9000万円(同42.1%減)だった。売上高は、電子セラミック材料の車載向けおよび通信向けが増加した。一方、利益面では、電池材料における原材料市況価格の変動と販売価格への転嫁にタイムラグが生じたことや、前年度に発生した棚卸資産の評価損の減少効果がはく落したことも響いた。

 26年3月期業績予想は、売上高405億円(前期比4.3%増)、営業利益32億円(同4.3%減)を据え置き。第2四半期決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で51.8%、営業利益で43.4%となっている。

 12日の終値は、前日比343円安の2520円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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