小型SAR(合成開口レーダー)衛星を開発するQPS研究所が3日ぶりに反発し、年初来高値を更新、前日比168円高となる2344円を付けた。きょう12日午前8時、小型SAR衛星「QPS−SAR11号機」の打ち上げ完了を発表した。
同衛星は、米国Rocket Lab社のロケット「Electron」によって、打ち上げから約50分後に軌道投入された。25年5月打上げの10号機に続き、QPS研の商用機としては7機目の打上げ成功実績となる。なお、打上げ後の衛星の詳細な稼働状況については、官公庁を主要顧客とする機密保護等の観点から公表していない。
12日の終値は、前日比13円高の2189円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社