TOYOが続落、259円安の3936円を付けた。同社は12日午前11時、25年12月期の連結業績予想を上方修正したが、利益予想が市場予想平均に届かず、嫌気された。
同社では25年12月期の連結業績予想を見直し、売上高を5850億円から5900億円(前期比4.4%増)に、営業利益を900億円から950億円(同1.1%増)に引き上げ、一転して増益となる見込み。原材料価格および海上運賃高騰影響が想定より下回ることや、為替相場が想定より円安に推移していることなどを織り込んだ。前提となる為替レートは1ドル=149円、1ユーロ=167円としている。営業利益の市場予想平均は970億円程度だった。
25年12月期第3四半期累計(1−9月)の決算は、売上高が4352億8900万円(前年同期比3.5%増)、営業利益は720億6800万円(同5.5%減)だった。
12日の終値は、前日比29円安の4166円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社