エクサウィザーズが前日比80円高の525円ストップ高を付けた。12日大引け後、26年3月期の第1四半期(4−6月)決算を発表し好調だった。
第1四半期の連結売上高は24億4600万円(前年同期比15.9%増)、営業損益は1億4400万円の黒字(前年同期実績2億8900万円の赤字)、純損益は6600万円の黒字(同3億300万円の赤字)だった。第1四半期決算の黒字化は創業以来初めて。
同社は自社開発のAI(人工知能)エンジン「exaBase」を中心に、AIプラットフォーム事業、AIプロダクト事業を手掛ける。特にAIプラットフォーム事業が好調で、「exaBase生成AI」はサービス提供開始から2年で約10万ユーザーに到達した。生産性向上からAIプロダクト事業は利益率が向上している。
通期業績は期初予想を据え置き、売上高118億円(前期比20.3%増)、営業利益10億円(同43.5倍)を見込んでいる(純利益予想は非開示)。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社