リゾートトラが上げ転換したものの、一転して下落し、荒い値動きとなった。13日正午、26年3月期第1四半期(25年4−6月)の連結決算を発表。2ケタの増益で着地し買われたが、戻り待ちの売りに押されたようだ。
第1四半期決算は、売上高が527億9600万円(前年同期比3.6%増)、営業利益が45億4800万円(同12.1%増)だった。会員権事業は、25年3月から販売を開始した「サンクチュアリコート金沢」に加え、6月には「サンクチュアリコート淡路島」の会員募集を開始。未開業ホテルの契約が中心だったが、前年同期を上回る契約実績となった。ホテルレストラン等事業では、新規開業したホテルの収益貢献に加え、運営管理費(年会費)や利用料(室料)などの価格改定で、ベースアップや新規施設開業に備えた人員増などに伴う人件費の増加などによるコストアップを吸収した。
第2四半期累計(25年4−9月)の業績予想は、売上高1104億円(前年同期比2.5%増)、営業利益106億円(同7.3%減)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期累計の業績予想に対する進ちょく率は、売上高で47.8%、営業利益で42.9%となっている。
13日の終値は、前日比87円安の1908円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社