清酒・焼酎、みりんなどを手掛ける宝ホールディングスが急反発、前日比123円高となる1261.5円を付けた。13日引け後、25年3月期決算と26年3月期の業績予想に加え、新たな自社株の購入枠設定を明らかにし、買い人気を集めた。
25年3月期の連結営業利益は205億9700万円(前期比7.4%減)だった。主要セグメントで利益が停滞した。26年3月期の営業利益予想は219億円(前期比6.3%増)とした。価格改定効果や売上構成の改善、新規連結会社の上乗せ、海外での日本食の広がりなどを反映させた。
また同社は、300万株(自己株を除く発行済株式総数の1.54%)・30億円を上限とする自社株買い枠を設定。取得期間は5月15日から6月30日までとした。
14日の終値は、前日比107円高の1245.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社