ディスプレー大手のスペースが1596円(前日比137円高)まで買われ年初来高値を更新。18年6月以来、約7年半ぶりの1500円台を付けた。12日引け後、25年12月期業績と配当予想の上方修正に加え、新中期経営計画(概要版)を策定し、買い材料視された。
通期の連結営業利益予想を41億円から44億円(前期比27.0%増)に引き上げた。顧客の投資意欲を背景に、複合商業施設・総合スーパー分野、飲食店分野が伸長し、多くの大型案件を獲得した。配当予想は、期末を従来の33円から43円(前期実績34円)に引き上げ。中間とあわせた年間配当は70円(同54円)を見込む。
また同社は、26−28年度を計画期間とする中期経営計画「拡大成長」(概要版)を策定。数値目標として、売上高800億円(25年12月期見込みは715億円)、営業利益率8%、配当性向50%以上などを掲げた。
15日の終値は、前週末比134円高の1593円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社