ワシントンホテルプラザやR&Bホテルを運営するワシントンホテル(ワシントンH)が急騰し年初来高値を更新、前日比282円高となる1680円を付け、19年10月以来、5年10カ月ぶりに1600円台を回復した。14日引け後、26年3月期の単体業績と配当予想の上方修正を発表し、買い人気を集めた。
通期の業績予想を26億4000万円から30億5000万円(前期比36.1%増)に引き上げた。大阪・関西万博開催による集客効果や、客室稼働率とADR(平均客室単価)が想定を上回ったことを反映させた。第1四半期(25年4−6月)の営業利益は10億4300万円(前年同期比3.0倍)だった。
また同社は、期末一括配当予想を従来の22円から26円(前期実績20円)に引き上げた。
15日の終値は、前日比222円高の1620円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社