三菱電機は15日、台湾地域における販売会社の台湾三菱電機とともに、台湾の工業技術研究院(ITRI)と、メガワット級電力変換システム(PCS)の技術提携に関する基本協定を締結したと発表した。
3社は今回の協定の枠組みのもと、同社が有する高効率パワー半導体モジュール、ITRIが有する大容量電力を効率的に変換する技術と台湾三菱電機が有するマーケティング力のそれぞれの知見と強みを結集し、同社の高効率パワー半導体モジュールを搭載したメガワット級PCSを共同で試作し、実証実験に取り組む。この活動を通じ、同社と台湾三菱電機は、パワー半導体モジュールを効果的に使用したPCSの設計情報や、実証実験から得られた試験結果をユーザーへ参考情報として提供することで、PCS向けパワー半導体モジュール事業のさらなる拡大を目指す。
15日の終値は、前日比146円高の3939円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社