朝日インテックが急伸、234円高の2725円を付けた。14日引け後、26年6月期の連結業績予想を発表。増収増益見通しに期末一括配当の増額計画を示し、買い人気を集めた。
26年6月期業績は、売上高1308億7000万円(前期比9.0%増)、営業利益326億4200万円(同8.5%増)を予想。メディカル事業は、為替レートを円高の前提(1ドル=143円、前期実績は同149.72円)で計画しているため、為替によるマイナス影響があるものの、特に海外売上高の成長が高く、増収となる見込み。デバイス事業も、為替のマイナス影響があるものの、医療部材・産業部材ともに売上が伸長すると予想する。期末一括配当は30.91円(前期実績24.23円)を見込む。
25年6月期決算は、売上高が1200億2500万円(前期比11.6%増)、営業利益が300億7900万円(同35.9%増)だった。
15日の終値は、前日比151円高の2642円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社