ジェイエイシーリクルートメン(JACR)が急騰、110円高の942円を付け、4月21日の年初来高値839円を大きく更新した。14日引け後、25年12月期第1四半期(1−3月)の連結決算を発表。大幅な増収増益で着地し、買い人気を集めた。
第1四半期決算は、売上高が117億9300万円(前年同期比23.5%増)、営業利益が34億1100万円(同54.2%増)だった。主力の国内人材紹介事業は、求人動向の変化に万全の注意を払っているが、米関税政策による売上高への影響はほぼなく、前年同期のような賃上げ期待による求職者の流動性鈍化も見られず、中核領域をなすミドル・ハイクラス人材の動きも活発だった。
第2四半期累計(1−6月)の業績予想は、売上高218億円(前年同期比14.2%増)、営業利益47億円(同7.8%増)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期累計業績予想に対する進ちょく率は、売上高で54.1%、営業利益で72.6%となっている。
15日の終値は、前日比63円高の895円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社