ゼロが急伸、320円高の3100円を付けた。15日引け後、25年6月期の連結業績予想の上方修正と期末配当予想の増額を明らかにし、好感された。
25年6月期業績予想で、売上収益を1350億円から1450億円(前期比3.0%増)に、営業利益を81億円から102億円(同63.9%増)に引き上げた。主に国内自動車関連事業セグメントで、粗利益を重視した営業活動の実行や、既存および新たに連結化した子会社業績が寄与していることを織り込んだ。期末配当予想を従来の64.4円から95.4円(前期実績46.4円)に引き上げ、第2四半期末の43円(同15円)と合わせた年間配当は138.4円(同61.4円)となる見込み。
25年6月期第3四半期累計(24年7月−25年3月)の決算は、売上収益が1130億2300万円(前期比7.1%増)、営業利益が77億1700万円(同71.4%増)だった。
16日の終値は、前日比260円高の3040円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社