三井ハイテックが3日続急落、87円安の668円を付けた。前週末13日引け後、26年1月期第1四半期(25年2−4月)の連結決算を発表。大幅な減益となり、嫌気された。
第1四半期決算は、売上高が546億7700万円(前年同期比8.4%増)、経常利益は14億8000万円(同77.1%減)だった。売上高は、金型・工作機械事業で金型の受注減少が影響したものの、電機部品で電動車向け駆動・発電用モーターコアの需要が堅調だった。経常利益は、外貨建て金融資産の為替差損計上が響いた。
26年1月期の業績予想は、売上高2300億円(前期比7.0%増)、経常利益125億円(同26.2%減)を据え置いている。
16日の終値は、前日比79円安の676円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社