住友ベークライトは16日、赤ちゃんの舌の動きを計測し、口を動かして母乳を飲む力である吸てつ力を数値化する哺乳センシングデバイス・システムを開発したと発表した。
同社によると、今回開発したデバイスには、同社の独自素材であるシリコーンゴム「DuraQ導電ペースト」を採用。それにより、デバイスは柔軟性に優れ、自然で快適な装着感を実現したという。さらに、デバイスの測定結果に加え、母親および助産師の授乳チェックシートをあわせることで、授乳指標を総合的に把握できるPCソフトウェアも同時に開発した。さらに助産師が簡易に操作できるようスマホアプリの開発も進めているという。
16日の終値は、前日比46円安の4141円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社