兼松は16日、Green Carbon(東京都千代田区)とともに、フィリピン・ブキドノン州における水田由来のメタン排出削減に関する技術検証を開始したと発表した。
Green Carbonは、カーボンクレジットの創出・登録・販売までを一気通貫でサポートする事業を展開している。今回、26年の本格的な事業化を目指し、1年にわたり、Green Carbonとともに事業化検証を行う。創出したJCMクレジットは、GHG排出削減ニーズの高いGX−ETS参加企業などへ販売する見込み。同技術検証を通じ、持続可能な農業を実現し、日本・フィリピンの農業分野におけるGHG排出削減に貢献するとしている。
JCMは、日本とパートナー国が協力して温室効果ガス(GHG)削減に取り組み、その成果を分け合うことで、両国のNDC(国別のGHG排出削減目標)達成に貢献する国際的な仕組み。
16日の終値は、前日比24円安の3031円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社