物置・オフィス家具メーカーの稲葉製作所が3日ぶりに反発、前日比58円高となる1747円を付けた。12日引け後、25年7月期決算と26年7月期業績予想を発表した。
25年7月期の連結営業利益は18億6500万円(前期比39.1%減)だった。鋼製物置事業では、物価上昇による個人消費の伸び悩みの影響を受け、オフィス家具事業はオフィス移転・リニューアル案件の獲得が停滞した。
一方、26年7月期の営業利益予想は24億6000万円(前期比31.9%増)とした。オフィスの移転・改装の回復を見込む。配当予想は中間・期末とも22円の合計44円とし、前期から2円の増配を予定している。
16日の終値は、前週末比58円高の1747円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社