総合商社大手の三井物産は17日、生成AI(人工知能)を活用し、不動産取引・運用業務の高度化・自動化を実現するプラットホーム「AIDeeD」を開発したと発表した。
「AIDeeD」は、国内不動産業界における先駆的なプラットホームとして、生成AIを活用し物件取得時の書類整理から、保有期間中のプロジェクトマネジメント、売却時のパッケージ資料作成の最適化までの一元管理・運用を実現する。同社では24年から実証実験を実施し、不動産取引における一連の業務において、大幅な効率化を確認したという。また、今回に実証で得られた知的財産についての特許出願を完了し、26年春から本格提供を行うとしている。
17日終値は、前日比11円安の4477円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社