オリックスは18日、グループの船舶仲介会社ソメック(東京都港区)の普通株式の7.5%を、神原汽船(広島県福山市)および尾道造船(兵庫県神戸市)に譲渡したと発表した。
これにより、同社のソメックへの出資比率は62.5%となる。既存株主である双日(出資比率20%)、今治造船グループの正栄汽船(愛媛県今治市、同10%)は継続保有する。今回の神原汽船と尾道造船の資本参画で、ソメックは国内の船主、造船所、商社、海運事業会社といった日本の海運業界を代表する企業が株主となる。多様な株主の知見やネットワークを活用し、既存の船舶仲介ビジネスを拡大するとともに、海運関連企業間の連携による新規事業の開発を図る。
18日の終値は、前日比30円高の3321円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社