キヤノンマーケティングジャパンは18日、「本人確認支援ソリューション」を機能拡張し、本人確認書類のICチップ情報を読み取り、金融機関の店頭業務システムへ連携するサービスを構築したと発表した。
16日から三菱UFJフィナンシャル・グループグループの三菱UFJ銀行の店頭で運用を開始し、本人確認の厳格化と業務効率化を支援するという。同行では同ービスを活用し、ICチップの情報を日立の「eKYC支援サービス」と連携することで、店頭業務システムの本人確認機能を強化。それにより、店頭業務の効率化を図りながら犯罪収益移転防止法に対応した厳格な本人確認を実現し、従来の店頭手続きで必要だった行員による容貌の目視確認や本人確認書類の券面確認などの業務プロセスが軽減されるという。
18日の終値は、前日比54円高の6110円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社