豊田通商は18日、グループ会社のプラニックが製造するASR(自動車破砕残さ)由来の再生プラスチックが、初めてトヨタの「クラウン(スポーツ)」のフロント フェンダ シールに採用されたと発表した。
ASR由来を含む回収されたプラスチックは、材質ごとの選別が困難であるため、高品質が求められるCar to Carリサイクルを行うことは難しく、主に焼却処分(熱回収)されてきた。プラニックは、欧州で実用化された高度比重選別技術・設備を日本国内で初めて導入し、高品質な再生プラスチックの製造とCar to Carリサイクルを可能とした。
18日の終値は、前日比2円高の3258円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社