キナーゼ阻害薬などの研究開発を行うカルナバイオサイエンスが80円ストップ高の439円を付けた。18日引け後、米国テキサス大学MDアンダーソンがんセンターと、再発または難治性急性骨髄性白血病(AML)患者を対象に、低分子阻害剤「monzosertib」、骨髄治療薬「アザシチジン」、急性骨髄性白血病治療薬「ベネトクラクス」の三剤併用療法評価に向け、医師主導治験(IIT)協力を目的とした非拘束的覚書(MOU)を締結したと発表し、買い人気を集めた。
両者は協力の枠組みを定め、今後の治験実施に向けたClinical Trial Agreement(CTA=治験契約)の締結を目指す。カルナバイオは治験薬(monzosertib)の供給、安全性情報、IITに必要な技術的支援を行う。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社