三菱重工業は19日、環境に配慮した次世代新交通システムの新ブランド「Prismo」を開発したと発表した。
同社では、全自動無人運転車両システムAGTで、より環境に配慮した「Prismo」を開発。同社が新たに開発したエネルギーマネジメントシステムを初採用したほか、駅での急速充電と走行中の回生蓄電を融合させることでエネルギー効率を高めた。それにより、駅間の架線をなくし(架線レス化)、シンプルなシステムを実現。運行中の車両の減速時に発生する回生電力を車両に無駄なく蓄電・活用することで、従来のAGTシステムと比べ約10%の省エネ運行(同社調べ)および約10%の二酸化炭素排出量削減を実現するとしている。
19日の終値は、前週末比86円高の2916円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社