自動認識装置メーカーのオプトエレクトロニクスが急反落、前日比60円安の277円を付けた。1日引け後、25年11月期業績予想の下方修正を発表し、売り材料視された。
通期の連結業績予想について、営業損益を1200万円の赤字から1億9400万円の赤字(前期は5億3200万円の赤字)に、最終損益を1400万円の黒字から1億7000万円の赤字(同6億7200万円の赤字)に、それぞれ引き下げた。業界不況による米国、欧州・アジア他などでの在庫調整継続に加え、為替差損益が悪化した。一方、米ハネウェル社とその子会社2社から提起されていた訴訟が和解に至ったことから、訴訟損失引当金を全額取り崩し、特別利益に戻入額2億2900万円を計上することとなった。
第3四半期累計(24年12月−25年8月)の連結業績は、営業損益が1億5800万円の赤字(前年同期は3億3000万円の赤字)、最終損益が9800万円の赤字(同3億3000万円の赤字)だった。
2日の終値は、前日比60円安の277円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社