丸紅が反発、86円高の2613円を付けた。2日午前11時、自己株取得枠を拡大すると発表、材料視された。
自己株取得枠について、従来の上限3000万株(自己株を除く発行済み株式数の1.8%)・300億円から、上限7000万株(同4.2%)・700億円に拡大。取得期間の最終日を6月30日から26年1月30日に延長するとした。同社では、機動的な資本政策の遂行および株主還元の更なる拡充を図るため、自己株取得枠の拡大を決めた。
同時に発表した25年3月期の連結決算(IFRS)は、収益が7兆7901億6800万円(前期比7.4%増)、純利益が5029億6500万円(同6.7%増)だった。26年3月期の純利益は5100億円(同1.4%増)を見込んでいる。配当は、第2四半期末50円(前期実績45円)、期末50円(同50円)の合計100円(同95円)とする計画。
2日の終値は、前日比9円高の2536円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社