地盤ネットホールディングスが反発、前日比14円高の167円を付けた。1日大引け後、テスホールディングスの子会社テス・エンジニアリング(大阪市)と業務提携すると発表し好感された。
同社はこれまで、新事業として系統用蓄電池の建設に関連するインフラ地盤事業に取り組んできた。両社は今後、蓄電所のEPC(設計・調達・施工)と、調査・測量などの地盤関連業務を一体化したパッケージプランを共同で展開していく。蓄電所のオーナーや事業者は、地盤調査から設備建設までをワンストップで相談でき、プロジェクト推進の利便性が大幅に高まることが見込まれる。
同社は系統用蓄電池市場における地盤関連事業について、既に計画を上回る受注を獲得しているという。今回の提携もあり、同事業は今後、継続的、安定的な収益貢献が期待されよう。
2日の終値は、前日比4円高の157円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社