板硝子は2日、ポーランド拠点に建築用ガラスのコーティング設備を新設することを決定したと発表した。
同設備は同社グループでポーランド ピルキントン・ポルスカ社のサンドミエシュ事業所に新設する。生産開始は27年1−3月を予定し、投資額は1億6000万ポーランドズロチ(約62億円)で、この地域で30人以上の新規雇用が創出される見込み。新設備は、ガラス表面に透明かつ精密な機能性膜を施す完全自動化のスパッタリングコーティングラインであり、この設備で生産される高品位のコーティングガラスは、エネルギー効率の向上や日射透過率の制御に貢献するという。
2日の終値は、前日比3円安の530円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社