豊田通商は2日、グループ会社のユーラスエナジーホールディングスと共にエジプト・アラブ共和国(エジプト)で23年3月から建設を進めていた「スエズ湾風力発電所2」について、6月30日から商業運転を開始したと発表した。
同発電所は、設備容量654MWのアフリカ最大の風力発電所(同社調べ)。陸上風力発電としては世界最大級となる1基あたり7.5MWの風力発電機20基を含む、計104基で構成されている。発電される電力は、エジプトの一般家庭約110万世帯の年間消費電力量(約145万トンの二酸化炭素削減効果)に相当し、エジプト送電公社へ25年間にわたり売電されるという。
2日の終値は、前日比10円高の3211円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社